裕福なサラリーマンになりたくて。マイクロ法人(副業)×サラリーマンのハイブリッド戦略

サラリーマンの資産形成戦略の体験談です。マイクロ法人(副業)×サラリーマンのハイブリッド戦略を推奨しています。

こうして僕はマスオさん状態になった

僕はマスオさんです。

 

妻の両親と、妻と子供と同居しています。妻の兄弟姉妹がいないところは少し異なりますが、世間から見たらマスオさんです。

 

なぜマスオさんなのか。

なぜ僕はマスオさんなのか。。。

 

それは、『金銭的な問題』です!ドン!(身も蓋もない)

 

妻は、妊娠して4日で仕事を辞めました。そのため、我が家の家計は僕の稼ぎのみで成り立っています。プレッシャー半端ない。

 

・できれば何も背負いたくなかった

・スナフキンのように自由気ままに生きていきたかった

・貝のように、ぼやーっと過ごしていたかった

 

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 ・・・そんな自由は無くなりました。

 

愛すべき妻と我が家の家計の危機

妻は運転が出来ません。しかし、出かけたい人です。必然的に駅の近くに住むしかありません。

 

妻は治安の悪いところが嫌いです。そのため、治安が良い、安心して住めるメジャーな駅のそばを好みます。

 

妻はきれい好きです。新築好き。築浅以外に対する難色度がすごいです。築10年の家を借りたら、全く来ないこともありえます。

 

妻は狭い家が苦手です。2DKの部屋を借りたら、数ヶ月一度も来ないということがありました(遠い目)

 

妻はお得な物件を探す手間を惜しみます。どうしよう?が口癖です。問題点があれば解決方法を調べ比較した上で、最終的な選択肢を提示してくれると助かるのですが・・・会社で部下が同じこと聞いてきたら、『は?それで?』ってなるかも・・・

 

 

 

ちなみに上記の条件を考えつつ、妻が持ってきてくれた物件がありました。良い駅直結、築10年、2LDK。

 

 

お値段なんと・・・月20万円!+駐車場2万円/月

 

 

僕の提示した予算は12万以内だったはずだが、どうしてそうなった。え、俺ちゃんと生活費のこと伝えてお願いしたよね???え???君の現役時代の給料より高くない???

 

そしてその家を見に行った時

『狭いし古いね』と言われたとき、『あぁ、僕はマスオさんになろう』と決めました。

 

良い家に住むと、生活費も高くなる

良い家に住むと、そこに住む住人と似た生活コストになっていくそうです。良い服、良い食材、良いランチ、良い教育、良い車。。。

 

よそからみると、とても良い住居に住んでいても、同じ住居内で下の方の生活をすることはとても辛くなるようです。

 

①自分が月に30万円の給料で、周りが月20万円の給料

②自分が月に40万円の給料で、周りが月80万円の給料

 

では、①を選ぶ人は多いという統計もあります。

金銭面は、周りと比較して多いか少ないかで考えてしまう人が多いそうです。マウンティングと呼ばれ、実際に引っ越し後に出費が増える人たちは多いと聞きます。

 

 

僕が一人で住むなら、車なので駅からの距離はどうでもいいし、築20年でも快適に住めるし、部屋も狭くて良い。以前1Kに5年間住んでいたのでどれだけ狭くてもへっちゃらです。

 

しかし僕たちは家族で暮らして行かなければいけません。夫婦が楽しく暮らせる家を見つけつつ、将来のために生活基盤を作らなければ行けません。

 

 

ただ妻は、【家賃なし、インターネット回線代なし、旦那の食費・小遣いなし】の状態で、生活費を月に20万円使っちゃう子なので、きっついものがあります。格安スマホは嫌、宅配の食材、へいタクシー、外食時にちょっとしか食べない子供の食事は別注文・・・

 

僕はそもそも外食でウーロン茶を頼む人とは付き合いたくないわ、というくらいケチなのですが、妻は必ず頼みます。子供の食事も別注文です。いくら残っても・・・まぁ、どっちがいいかは分かりませんが。

 

 

ちなみに、『私、クリスマスとか誕生日とかプレゼントいらないから、月5万円(私の)プレゼント用に貯金させて欲しい!』と言われたときは、脳みそが焼き忘れたプリンかなんかでできてるのかな?とても無理だと思いました

 

 

僕の大切なスポーツカーは結婚と同時に手放し、家族で乗れる車を200万以内で中古でも良いから!と見積もってもらったら、520万の新車の見積もりをとってきました。

 

マンションの家賃がもったいないからローンで家を・・と行ってきて、月の返済が20万円超の家のカタログばかりが届きます。

 

実に微笑ましいです。世の中には、『節』という字と、『約』という字があるのですが、どちらかがインプットされていないのかもしれません。

 

 

・・・と。ここまで書くと、まるで妻に問題があるかのようですがそんなことはありません。家を守ってくれていますし、おおらかで家計のことを言わない、ずぼらで駄目な僕を受け入れてくれる妻に、感謝しています。愛してるよ!

 

 

さて、生活の話に戻りますと、妻が気にいる家を借りる(または買う)と月に+20万以上、通信費がさらに月1万、駐車場代が月に1万、生活コストの上昇が+5万とすると、現在の月20万円の生活費に27万円が上乗せされます。

 

つまり、現在の生活費20万円に足すと、47万円/月がかかります。かつ半分近くが住居コストです。教育コストをかけるのは、私も賛成なので月に10万円が今後子供が大きくなれば追加でかかります。

 

そして、実家を愛してやまない妻は、月の週末1.2回は実家に帰りたがるので、そのたびに車で送っていかなければいけなくなるでしょう。

 

 

 

このままでは詰む!足りない。

 

 

 

ですが、マスオさん状態になれば・・・何と言うことでしょう!

家賃はタダ。インターネットはタダ、駐車場はタダ、時に子供を預けて外食をすることも、子供が熱を出して病院に行くときに手伝ってもらうこともできます。

 

最近高くなってきた野菜やちょっと高価な食材も、食べたい人が家族分買ってこればシェアできます。ふるさと納税最高。大トロうまー。

 

土曜日には義父義母がパンを買ってきてくれたり、歩いてカフェに行ったりする時間は楽しいですし、子供も遊び相手が増えて楽しそうにしています。お寿司おごってくれてありがとう義父義母。情けない義息子でごめんなさい!

 

妻の実家のそばは、いわゆる郊外のベッドタウン的なところで、かつ周囲にはブランドでがちがちに固めたようなタイプの人は多くありません。妻が独身時代から使っているブランドのもので目立つくらいです。

 

かつ、駅近で広くて便利な場所にあります。

 

妻は、家賃に消えるお金→貯金通帳に振り込まれるお金に替わった安心感(そもそも家賃が無理な額だったので、多くはないのですが)からか、僕のお小遣いに不可侵状態です!

 

 

僕は全てを好転させることが出来た。そう、マスオさんになることによって。

 

なので、家賃高いなーとか、妻が近所づきあいで使うなーとか言う人は、もし住めるならマスオさんになったら良いのでは。

 

 

僕はこうしてマスオさんになりました。